2013年6月29日土曜日

開催報告 5/11 川崎医科大学 家庭医療ワークショップ 2nd Impact

プロジェクトスタッフの菅家です。
続々と各地でのワークショップが開催されております!

今回は、5月11日に川崎医科大学で行われた「家庭医療ワークショップ 2nd Impact」の報告をいただきましたので紹介します!

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北海道家庭医療学センター・栄町ファミリークリニックの北山周です。
5月11日に母校・川崎医科大学にて80大学行脚プロジェクト「川崎医科大学 家庭医療ワークショップ 2nd Impact」を開催しましたのでご報告させていただきます。

前回1月から4ヶ月。鉄は熱いうちに打て!?前回の学生担当者の塚田くんも初期研修医として、先輩として筑波大学からかけつけててくれました。
当日は川崎医科大学校舎棟のきれいで開放感のある8Fラウンジで行いました。総勢24名、川崎医大生の他、岡山大学、産業医科大学、鳥取大学の学生さんや岡山県内の看護師さんの参加もあり、他職種の方の意見も聞ける有意義な会となりました。


イントロダクションではパイレーツオブカリビアンの音楽にのせての愛すブレイク!その勢いで炎のプレゼンター齋藤先生による「T&A 診療所編」に突入しました。

T&A 講師:齋藤 裕之  補助:北山 周
T&Aではトリアージからバイタルチェックまでをラップにのせてみんなで歌い覚えました。冷や汗の腹痛症例、肩呼吸する呼吸苦、胸痛などでロールプレイ。最後はみんなラップで覚えたT&Aをスムーズに行えるようになりました。


“家庭医を特徴づけるもの” Family Dynamics
  講師:佐野 潔  補助:森 洋平、 北山 周
5人の老若男女の症例を、まずは疾患やその背景を想像。実はその5人は家族だった!家族のセッティングを想像し解決策を考えるグループワークを行いました。学生さんたちからのユーモアある意見もあり和やかな雰囲気でワークはすすみました。佐野先生は、家族の関係性を診て介入方法を調整する家庭医の診療を実感できたかと思います。佐野先生はまた、「全人医療とは、全て人を診る、人の全てを診ること、」として、全科医・全科対応家庭医の育成が地域医療再生に繋がることなど話されました。

まとめでは、今後の専門医制度について質問あり。「総合診療医」として現在決まっている範囲ではありますがお伝えさせていただきました。

【タイムスケジュール・内容】
13:00-13:30 イントロ・アイスブレイク
13:30-15:00 Triage & Action 診療所で軽症のなかから重症を見極める視点
15:00-15:20 休憩
15:20-16:50 ”家庭医療を特徴づけるもの”<家庭医独特なFamily Dynamicsを活用したアプローチ>
16:50-17:00 休憩
17:00-17:30 まとめ





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