2013年1月25日金曜日

開催報告 千葉大学 千葉で学ぼう!家庭医・総合医


80大学行脚プロジェクトスタッフの菅家です。

今回は、千葉大学で行われた勉強会の開催報告を、
亀田ファミリークリニック館山の濱井先生から頂きました!

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1/12に開催しました、千葉大学での勉強会の開催報告です。
幸い、多くの学生さんの参加をいただくことができ、
千葉大総合診療部とも一緒に、今後継続した勉強会を行なっていけそうです。
80大学行脚プロジェクトの皆様にも、今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。

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<勉強会名>千葉で学ぼう!家庭医・総合医
<日時>2013年1月12日 13時30分~18時
<場所>千葉大学医学部
<代表・連絡先>片岡 晃希 千葉大学2年
<講師>
濱井彩乃(亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科 千葉県出身)
松村伸(亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科)
井口真紀子(湯沢町保健医療センター/地域医療振興協会 千葉大2006卒)
勝山陽太(手稲家庭医療クリニック 千葉大2010卒)
家研也(三重大学医学部附属病院 総合診療科 助教 千葉大2004卒)
大平善之(千葉大学医学部附属病院 総合診療部 助教 企画アドバイザー)
<参加人数(学部別)>
医学科 15名
看護学科 1名
その他 1名

<自由記載>
今回、千葉大学ではじめてのこのような勉強会の開催となりました。
千葉大生を中心に、17名の方が集まってくださいました。
勉強会の内容は以下の通りです。

①家庭医になるまでのキャリアパス~ジェネラルってなに? (勝山陽太)
千葉大学在学中に総合診療部でも学び、「丸ごとみよう」という勉強会を結成した勝山先生。初期研修、後期研修について、ジェネラリストと呼ばれる各領域について、専門医制度についてなど、キャリア形成のまっただ中にいる立場からの、実感こもった解説とアツいメッセージでした。
 
②ある患者と家庭医の3年間(濱井彩乃・松村伸)
クリニックで濱井が実際に診ている患者さんとの3年間を、ダイジェストで劇形式でお送りしました。ただの風邪だと思った患者さん・・・タバコ問題、生活習慣などをきっかけに患者さんとの付き合いが続き、関係ない色々な問題が勃発したり解決したり、そんなリアルな外来模様をおみせしました。家庭医の頭の中を少しは知ってもらえたでしょうか?
 
③地域医療のACCCC(井口真紀子)
ACCCCというプライマリ・ケアの概念を、わかりやすく解きほぐしつつ、グループごとにディスカッションを行いました。過去の経験や症例をもとに、深い議論がありました。離島での経験談をもとに、倍率の違うレンズの視点でみることの大切さを、実感することができました。
 
④地域病院実習と家庭医療(家研也)
三重大学総合診療部で、学生教育にも携わっている家先生。三重大学では総合診療部、地域での実習に大学をあげて力を入れています。その様子や、学生のうちにどんなことを学べるかなど、学生さんには参考になるお話しだったのではないでしょうか?
 
また、番外編として、途中で千葉大学総合診療部教授 生坂正臣先生からのお話しを
いただくことができました。ジェネラリストの専門性、病院総合医と家庭医の違いはわずかなものであること、など熱弁を奮って頂きました。
学生さんにも強く心に残るお話しだったと思います。
 
最後に、千葉大学総合診療部 大平先生から、来年以後もこのような会を続けていきましょうというお話しをいただき、盛会の中で幕を閉じました。

次回以後も継続した勉強会の開催をしていきたいと思います。
千葉大学・千葉県に関わりのある皆様、ご協力よろしくお願いいたします。

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